やました音楽教室ピアノ発表会終演

一年に一度のピアノ発表会が今年も無事開催できました。

コロナ禍となり、今までは気にすることもなかった、『開催できるかできないか』の心配が増え、政府の動きを確認しつつ、ホールの方とも様々なことを確認していたので、今回大きな舞台での発表会が開催でき、本当に本当に良かったなぁと胸をなでおろしています。

今年の発表会で9回目を迎えることができました。

自分がこんなにお教室を続けることができるなんて思っていませんでした。

新米だった私のお教室でもいいよといって通っていた幼稚園生たちが、もう中学生になりました。

みんないい子たちばっかりで、今年は私の右腕となり沢山お手伝いしてくれて、たくさん助けてくれました。

一年一年、目の前の生徒さんとレッスンし、年に一度の発表会を開催してきましたが、自分自身がお教室を続けていくことで、こんなに生徒さんとの絆ができるなんて考えたこともなかったので、すごく幸せです。

みんな、ありがとう。

お教室ではどうしても大きい子たちが自分たちになってしまうので、憧れる対象や頼れる存在がいなくて、それがいつも気がかりでした。

でも、みんなそんな心配をはねのけるかのように、自分の弾きたい曲を弾き、楽しんでくれている姿にいつもほっとさせていただいていました。

今ではすっかり、小さい子たちにとって、憧れのお兄さんお姉さんになっています。

お教室のお手伝いも大きい生徒さんに頼ることが多いですが、小さい子たちは、いつかお兄さんお姉さんを助ける存在になってほしいなぁと思っています。

コロナ禍となっても、オンラインや、数人ずつの発表会はおこなっていました。

今までの発表会でももちろん成長を感じたり、頑張りをみせてもらったりして感動していたのですが、やっぱり大きな舞台でみんなで発表会をやると、ますます成長を感じることができるんだなぁと改めて思うことができました。

コロナ禍中に初めての発表会をむかえた生徒さんたちは、小さな舞台でしか弾いたことがなかったですが、今回大きな場所でたくさんの人の前で演奏できて、いろんな生徒さんの演奏もきけて、また一つ大きくなったのかなぁと思っております。

発表会後のレッスンでは、

Aくん
Aくん

来年弾きたい曲いっぱいあります!!!

と、話してくれた生徒さん✨

弾きたい曲がいっぱいあるなんて、すごく嬉しいです。

発表会は一つの目標の場だと思っております。

毎週のレッスンを楽しく通ってくれるのももちろん嬉しく大事ですが、『みんなの前で弾く』という目標があることで、そこに向かって一つの曲を掘り下げて頑張ることができ、終わったときにやり遂げた達成感を感じることができます。

そして中には、同じ舞台に向かって頑張ってきた仲間の存在を感じることができたり、あんな風に弾いてみたいな、あの曲弾いてみたいなという刺激を受ける子もいます。

年齢や、時期によってもちろん人の刺激を受けず、自分らしく頑張る子もいますが、何かしら感じていると私は思います。

子供の発表会は子供が主役。

自分たちが自分なりに頑張ってくれて、次につながるように取り組んで弾いてくれたらいいなと思っています。

どの子も昨年の自分より素敵に輝くようにサポートするのが私のお仕事。

全員、立派でした!

悔しい気持ちは、来年成長する証。

嬉しい気持ちは、今まで頑張ってきた自分へのご褒美。

また、色んな曲を弾きながら楽しく弾いて、『好き』をいっぱい増やしてほしいです!