中学生のピアノの続け方(当教室の生徒さんの場合)
生徒さんたちも大きくなり、受験生が毎年在籍してくれるようになりました✨
開講当初は想像できなかった世界でとっても嬉しいです♡
そして、受験中お休みでも再開してくれる子たち!!
大きい方は、大人の方、高校生、中学生と通ってくださっております。
今年は中学生になる子が多いのですが、部活と勉強も今まで以上に忙しくなってきます。
とあるママからは、
「他の習い事はやめましたが、ピアノは続けると言ってます!ピアノは好きみたいです!」
っと❤
嬉しいですね。
とはいえ、親としては
「どうやって続けているの?」と思う声も本当によく聞きます。
ということで、現在お教室に通っている中高生が、どうやって続けてくれているかちょこっとご紹介してみたいと思います。
- 小学生時代、コツコツと練習してきた生徒さん。中学生になってからは、「あまり練習できてません。学校が終わって部活が終わったら眠たくてしょうがないです。」っと正直に打ち明けてくれます。その子からは小学生時代では聞かなかったセリフです。
- 部活がない唯一の日にレッスンに来てくれています。そんな日こそゆっくり休みたいんじゃないかな?と思いましたが、『大丈夫です!』っと、できる限りでピアノを続けられる方法を考えて、曜日をやりくりして来てくれています。
- 運動部に入部して、部活後の遅い時間にレッスンの子も。『大丈夫?疲れてない?大変な時は言ってね!』と声を掛けたら、『全然大丈夫です!!!ピアノのレッスン大好きなんで疲れなんてふっとびます!』と言ってくれました。
こんな風にして、今まで以上に忙しい中でピアノを習い続けることになるのは間違いなしです。
では、練習はどうなっているか?
正直、レッスンではわかりませんが(笑)、自己申告やお母さまの話からすると、
◆週に1回、レッスン前に弾いている
◆自分の好きな曲を日曜日などに弾いている(レッスン曲の場合もあれば、遊びの曲もある)
◆全く弾けない
◆消音ピアノで、できるときに練習する
という感じです。
特にテスト前や、部活で大会や試合があると、一週間弾けない子もいます。
そして、上記のことは、みんなに当てはまることで、常に同じサイクルという子はいないような気がしています。
練習できるときもあれば、練習しない時もある。という感じでしょうか。
あとは、自分で『やばい!!』と感じた時は、翌週、練習頑張ってくるみたいな子もいます。
私のお教室はそれでいいなと思っています。
毎日ずっと頑張り続けることって私はできないし(笑)、毎日頑張り続けられなかったらピアノ習えないっていうのは寂しいなって思っている人間なので!!
でも、私が感じる、共通することは、
【保護者やご家庭のご理解】
だと思っています。
●毎日弾いていないけど、弾く日もあることが嬉しい
●毎日弾かないけど、自分で考えて練習していることが嬉しい
●好きな曲があることが嬉しい
●本人の息抜きになっていることが嬉しい
そんな風に思っていることが、保護者の方とのやりとりで感じるので、きっと練習しなくてモヤモヤするときもあると思うのですが(笑)、すこし客観的に見守ってくださる方ばかりなので、そこが続けられる秘訣かなぁっと私は思っています。
ピアノって残念ながらやめたらできなくなる習い事です。残念ながら維持できません。もちろんピアノレッスンをやめても弾き続けていれば維持できますが、レッスンもなく、聞いてもらう場もなく、目標もなくただただ弾き続けるって、なかなかできませんし、こどもならなおさらです。
だから、どんな習い事にも目標となるために、試合や舞台、試験などがあるんだと思います。
ピアノがない人生ももちろんありますが、ピアノがある人生もあります。
せっかく習っているなら、「ピアノやっててよかった」と思えるような人生になればいいですね♡