お家の練習について②
さて、前のブログでは、お家での練習についてお教室にはどんな風に通っている方がいらっしゃるのかということと、全く練習しないでレッスンに来ている方の考え方と私の気持ちを書かせていただきました。
昔、在籍してくれている生徒さんがまだみんな小さかった時は、一斉メールで練習についてなど配信していたんです。でも、今は一番上の子で高校生、一番下の子で年中さん、となり、年齢も幅広くなり、通い方もそれぞれだなと思う出来事もいっぱいあったりして、皆さん向けに同じ内容でメールを出すことが難しいなぁと思って、それぞれの立場の方が負担に思われてほしくないとおもい、配信しなくなっていました。
それぞれがそれぞれで続けてくれることが一番です。
その中で、でもやっぱりできることなら練習をしてほしい、練習させたいと悩んでいるご家庭もあると思います。
なので、読みたい方が読めるようにブログに書いてみようと思いました。
我が家の方法ではありますが、幼少期編として記載している記事がありますが大きな生徒さんでもやれることは同じなので、お読みいただけたらと思います。
現在、娘は中1、息子は小4となりましたが、二人とも練習については完全に一人でやってます。
(母楽ちん!(笑))
そりゃあ、隣で付き添った方が(見張ってた方が!(笑))、上手にはなるんでしょうが、我が家はそこまでいいかなぁっと思っていまして、本人がピアノ弾いてくれたらそれで良しなので今は何にもストレスありません。
本人たちも、弾くことが日課になっているので、ピアノを毎日練習することについては何にも思ってない……と思います。(今度インタビューしてみます。笑)
ほぼ毎日弾くことを、息子は約7年間、娘は約10年間続けています。
娘に関しては練習時間は平均2時間ですが、コンクール前の時は1日4時間近く弾いてました。
息子に関しては練習時間は15分~30分くらいです。
この練習時間を見て、短いなぁっと思う人もいれば、長いと思う人もいると思います。
もちろん時間=上達ではないです。
量より質が大事で短い時間でも上達することはできますが、ある程度までは量も大事かなと思います。
でも、こうやって続けてきた二人が今あんな感じです。
音楽をやっていたおかげで幸せなことや繋がったご縁もあり、そうゆう出来事があるとピアノやっててよかったなぁっと子どもたちに感じます。
やっぱりピアノは急には上手になりません。
難しい曲に挑戦すれば上手になるということでもありません。
生徒さんをみていて感じるのは、宿題として出されている教本をコツコツ練習している子は、一日一日の上達はみえなくても、何年か経つと難しい曲も弾けるようになっています。
ざっくりまとめますと、
毎日練習したい子はまずは毎日できる目標設定をする。(高すぎる目標はおススメしません。うちもひくーい目標から設定しました。)
それが習慣化できるようになったら、ステップアップ。
練習回数が1回の子は、2回や3回に増やす。
教本を片手ずつだけ弾いて終わっている子は両手にも挑戦する。
教本の途中までで次のレッスンを迎えている子は、最後まで両手で弾くようにする。
これを地道に続けていくと、上達していくかなと思います。
練習をさせたいご家庭、子供が上手になりたいと思っているご家庭。
発表会の時期、年が変わるとき、誕生日を迎えるときなどなど、節目でスタートできると親も子供も心機一転頑張れると思いますので、ぜひご家庭に合ったやり方でピアノライフを楽しんでくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました。