やめたい?続けたい?子どもの「気持ちの波」と付き合う日々

ふぅ…。
今日はちょっと、我が家の習い事事情について。笑

上の子は、昔からとにかく安定型!
どんな習い事でも「辞めたい」と言ったことは一度もなく、楽しそうにコツコツ続けてくれました。
大変な時でも、「まぁこういう時もあるよね」と、自分で気持ちを切り替えて前向きに頑張るタイプ。

…で、対照的なのが、息子くん。笑
この子はもう、やる気の波が激しすぎるんです。

「楽しい!」「やりたい!」って始めたはずなのに、少し経つと「もう行きたくない…」のスイッチが入ったり。
剣道も、今でこそやる気全開で張り切って通ってますが、半年前は「これはもう辞め時かも…」と本気で悩むほど、テンションがだだ下がりでした。

でも不思議ですね。今では周りのママたちから「やる気すごいね!」と言われるくらい前のめり。
そんな息子なので、「辞めたい」と言い出しても「え、ほんとに?」と、どうしても疑ってしまう母。笑

そんな時って、親としては本当に心がザワザワします。

「まだ始めて1年も経ってないのに…」
「この前までは楽しそうだったよね?」
「無理に続けさせるのも違うし…」
「でも、後で“やっぱり辞めなきゃよかった”ってならないかな…?」

頭の中がぐるぐるぐるぐる。
子どもの一言で、こんなに悩めるって、我ながらすごいエネルギー使ってるなぁと思います。笑

そして、「とりあえず、あと1回だけ行ってみようか?」と声をかけてみる。
でも行き渋る子どもをなだめて連れていくうちに、親も疲れてきて、
気づけば習い事なのに親子でヒーヒー言ってる状態に。

でも、あるんですよね。
季節の変わり目だったり、学校でちょっと気持ちが落ち込んだり、ほんの些細なことで「もうイヤ」になる時期。

逆に、少し時間が経つと
「あれ?今日楽しかった!」なんて、ケロッと笑顔で帰ってくる日もある。

子どもって、自分でもうまく気持ちを言葉にできないこと、たくさんあります。

ニコニコしてても、心の中では一生懸命だったりして。
だからこそ、親としてどう接するのが正解なのか…いつも考えてしまいます。

そして、それを指導者という目線で置き換えます。
教室に来る子どもたちにも、いろんな気持ちがあるのだろうなと思ってまた一つ勉強になったり。

今日は来るだけでも頑張った子。
来てみたらちょっと元気が出た子。
やる気に満ちて「もっと上手になりたい!」と目を輝かせてる子。

色んな子がいますが、だから私は、教室を「ちょっとでもほっとできる場所」にしたいと思ってレッスンしています。

「今日は来てくれてありがとう」
「来るの大変だったけど、よく頑張ったね」
そんな気持ちで子どもたちを迎えています。

もちろん、「やるぞ!」と来てくれた子には、しっかり応えられるレッスンも大切に。

でも、根っこにあるのはいつも
“うまくなること”より、“楽しく長く続けること”

小さな「やりたい!」が、「続けてよかった!」になるように。

母として、そして指導者として、日々感じたことしっかり心に置いて、レッスンが出来るようにしています。