【推し活で“自分を大切にする”】
ピアノの先生といえば「ピアノ一筋」。
私自身、教室を開講してからの13年間ずっとそう思い込んでいました。
「周りの先生に比べてまだまだだから、
暇さえあれば練習しなきゃダメだ。」
そんなふうに思っていました。
今でも“もっと上手くなりたい気持ち”はありますが、
最近、我が子たちや生徒さんたちを見ていて思ったんです。
“好きなものを大切にしながら、頑張りたいことも続ける姿”ってすごく素敵だな。
…と。
それで少し考えてみました。
「私にはピアノがあるけど、
ピアノ以外で“好き”と言えるものは何だろう?」
そして思い出したのが、
昔からなんとなく惹かれていた ムーミン でした。
【ムーミンがくれた“ワクワク感”】
SNSで「ムーミンのハッピーセット」の情報を見つけた瞬間、
心の中で叫びました。
「これは絶対ほしい!」
ちょうど、推し活いいなぁって思っていた時に、マクドナルドとのコラボ!
“私のためか!?”とさえ思いました。笑
子どもたちはもうハッピーセットの量じゃ足りない年齢ですが、
この日だけは協力してくれて、
「可愛いの当たるといいね!」と一緒にワクワクしてくれました。
この“ワクワク感”が、
こんなにも心を潤してくれるとは思いませんでした。
大人だって、小さな喜びが必要。
そう感じた瞬間でした。
【ママは「自分の楽しみ」を後回しにしがち】
ピアノの先生。
そしてママ。
家のこと、仕事のこと、レッスン準備、発表会準備…。
やることは尽きません。
だからこそ気づけば、
“自分の楽しみ”はいつも一番最後。
でも、本当は…
疲れを溜め込む前に “心の補給” が必要なんだなと。
【推し活は「がんばり続けるママのメンテナンス」】
たった数分でも、
“好き”に触れるだけで心が整う。
- 心がふわっと軽くなる
- 前向きになれる
- 「また頑張ろう」と思える
- 自分を大切にできた気がする
これは、立派なメンタルケアですよね。
推し活は、
忙しいママ講師を支えてくれるもの
だから、ピアノを趣味にしたい方も、練習すればそれは上手になっていいことですが、
練習していなくても、“レッスンに来てピアノを先生と一緒に弾く”というのも、
心の癒しとしてとてもいいんだと思います。
【ママ講師の働き方でがんばりすぎない選択も大切】
働き方を考えると
“効率化”ばかりに目が向きがちだけれど、
本当に大事なのは
心に余白をつくること。
自分が満たされていないと、
生徒にも家族にも優しくできない。
だから私の教室のテーマは
「ママが笑顔でいられるピアノ教室」
「がんばりすぎないで続けられる学びの場」
自分の好きなものに囲まれて暮らすことは、
無駄ではなく“必要なこと”。
私自身が笑顔でいたいから、
そんな環境づくりを大切にないといけないなと改めて最近感じます。
【“好き”を大切にする働き方】
忙しい毎日の中で、
“好き”に触れる時間は心の栄養になりますよね。
- コーヒーをゆっくり飲む
- 推しを愛でる
- 好きな音楽を聴く
- 甘いものを食べる
- ムーミンのキーホルダーを見てホッとする
それだけで、今日のレッスンはもっと楽しく丁寧にできる。
私のお教室が
「好きなことを大切にできる場所」であるように。
そして私自身も
ムーミンを横目に(笑)
楽しみながら、レッスンしていきます。
