練習していてもしていなくてもレッスンを受ける価値って?

ご訪問ありがとうございます。
千葉県市川市昭和学院近くでリトミック・ピアノ教室を開講している、やました音楽教室の山下紗弥加と申します。

ずっと続けてくださっている50人の生徒さんに日々感謝しながら、「1レッスン1笑顔」をモットーに、和気あいあいと心の絆を大切にしレッスンしています。

旦那さん、最近はお仕事でお疲れの様子です。(急に突然の切り出し。笑)
趣味があって息抜きできたらいいなと思いますが、見ている限りでは、趣味は無さそう。

しいていえば、ゲームかなぁ??

そんな旦那さんなので、じゃぁ私の趣味はなんだろ?と自分を振り返ってみると、これといって思いつかないのですが(笑)、でも時間があったら何したいかなぁっと思うと、やっぱりピアノでした。

好きなことが仕事になっているんだろうなぁっと改めて思うことができ、そんな自分の環境がすごく幸せだなと思いました。

そんな私にとって大事なピアノですが、最近は同じところに立ち止まっている気がします。(うまくなってない気がします。)

ピアノを弾けるときは弾いています。
自分なりに計画と目標を立てて練習をしています。

でも、うまくなっている気がしません。

自分の演奏はもちろんまだまだですし、勉強不足や練習不足の部分もありますので、やることはいっぱいあるんです。

でも、自分1人だと、だめなところばっかり目がいってしまうんですよね。

そんな時にレッスンを受けると、問題点を解消してくれるのと同時に、自分の良いところも誉めてくださるんです。
だからまたやる気もでるし、新しく自分の進むべき練習の道が見えてくるんです。

私にとって、レッスンを受けている時間は、音楽に没頭できる時間で、うまく弾けていなくてもとっても幸せな時間です。

だから、同じように生徒さんにも、練習できていても出来ていなくても、レッスンの時間を幸せに感じてほしい、ピアノを楽しいと思ってほしいと思えるようなレッスンをしたいと思っています。

ピアノだけに限らず、どんなことも上手にできたときだけが楽しさを感じるわけでははないと思います。

上手にできるまでだって楽しいですよね✨

うまく弾けなくても、片手練習していて、それがだんだんととまらないで弾けるようになっていくのだって楽しいし、音符だってわからない音がだんだんと覚えられるようになっていくのも嬉しいはず。

両手なんて絶対弾けないと思っていても、どれだけゆっくりでも、間違えても、でもりょうてで弾けるようになった!というのは、すっごいすっごい喜んでいいですし、嬉しいことなんです。

いつも間違ってしまう個所を、間違えずに弾けるようになったことも、大きな喜びを感じていいところです。

とはいえ、こどもが1週間、お家で一人でやり続ける…結構大変だと思います。

誰にも褒めてもらえず、毎日毎日だめなところばかり目について…。

大人の私でも、気持ちが落ちてしまうので、褒めてくれる保護者がいるというのは、子供にとってどれだけありがたいことかといつも思います。

(大人の私も誉められたいです。笑)

褒めてもらうために練習しているわけではないですが、やっぱり嬉しいですし、やる気でますよね✨

レッスンを受ける価値。。。

練習している人は、頑張りを認めてもらうところであり、良いところとこれからの課題を見つけるところだと嬉しいなと思います。練習していても、それを批判されることほど悲しく辛いことはないですよね。

練習がお家でうまく進まない人は、一緒に練習をして「やればできる!」と感じる場所で、弾くことを幸せと感じてもらい、レッスンの中で成長を感じてもらったり、「またがんばろう!」とやる気をもらえる場所になればと思っています。

私は、習う側として、どちらの気持ちも経験しています。

小さい時、練習していなくて「先生に申し訳ないな…」「自分はだめだなぁ。」と思いながらレッスンに行ってました。

でも、先生には責められることなく、一緒に練習してくださり、レッスンの中で少しずつ上手になっていったのが自分でもわかり、そのレッスンの時間がすごく楽しく感じていました。

「よし!来週こそは先生をびっくりさせるくらい練習していくぞ!」と、帰りにはやる気満々に。

懐かしい思い出ですが、毎週レッスンが受けられることは幸せだなと感じます。

長い人生で、ピアノの練習がうまくいくときといかない時があると思いますが、それぞれの自分の状況でレッスンの存在、在り方は変わると思います。

ですが、どんな場合でも、「好き」という気持ちがあれば、自分にとってレッスンは価値ある良い場所になると思います。

人と比べても仕方ない!だって、あなたはそのままでも素敵で、あなたしか出せない音があるのですから✨
練習する子だけがピアノを習う時代ではないと思っています。
「好き」な気持ちを大事にね。