大人のレッスンの進め方


 

ご訪問ありがとうございます。
千葉県市川市昭和学院近くでリトミック・ピアノ教室を開講している、やました音楽教室の山下紗弥加と申します。

ずっと続けてくださっている46人の生徒さんに日々感謝しながら、「1レッスン1笑い」をモットーに、和気あいあいと心の絆を大切にしレッスンしています。

※お知らせ

大人のピアノコースをはじめました!

60歳以上の初心者レッスンコースになります。
ご興味ある方はお問合せくださいませ。


 

今日は、大人の方のレッスンでした。

大人の方は大人の方にあったレッスンをしていきたいと思っています。

レッスンも、前後に少し時間に余裕をもって、息を整わすことができるようにゆとりをもったレッスン時間にしています。

なので、最近のことを話したり、終わったあとにも休憩しながら、お家での練習や心配なことなどの質問時間もお作りしています。

私、たぶん、年齢のわりに体力がないのだと自負しています。

もともと運動してこなかったのですが、今やほとんど一日家にいる生活になり、足の筋力の衰えも感じますし、本当に少し歩いただけですっごく疲れるんです。

なので、若い時には感じませんでしたが、休憩って大事だなぁって思うようになりました。

また、ピアノを学ばれる方も、きっと先生のお家でピアノを弾くということだけで緊張されていると思いますので、休憩も大事にしながらやわらげられたらいいなぁっと思っています。

といいつつ、本日の生徒さんは、本当にお元気!!

もうすぐ2人目のお孫さんも誕生されますが、運動もされていて、すごくパワーを感じて、休憩のお声がけを忘れそうになるくらいの明るい方です。

私も、N様目指して筋力アップ頑張りたいです!

さてさて、とてもコツコツと練習されてきた生徒様。

大人になると、子供の時よりゆっくりでしか進めない部分もありますが、大人だからこそ、経験があったり、自分で考えたり調べたりすることもできるので、良いところもいっぱいあります。

一通りレッスンを終えられた後、

「家で一人で弾いてて、色々と考えたりしながら、先生から言われたことを思い出して弾いたりしています。ですが、やっぱりレッスンにきて緊張はしますが、先生から色々と言われながらやることが、とても楽しいです!」

っと、とても嬉しいご感想をおっしゃってくださいました。

まだ、私のお教室でレッスンをはじめたばかりですが、「5年後にはこの曲を弾けるようになっていたい!」という目標で、今はコツコツと基礎の本をされています。

5年後…っていうのがいいですよね。

長く長く楽しみながら、いつかこの曲を弾けるようになりたいと思われていることが、とても素敵です。

私も20年ほどずっと前から「いつか弾きたい」と思っていた曲たちがあるのですが、私もちょっとずつ手を出して長いスパンで仕上げていこうと思いました。

そして、レッスンの終わりに、「先生!何か弾いてください!」と、リクエストいただきましたっ!!

こんなときにさら~~っと弾けたらかっこいいんでしょうけど、なかなかそのような感じにはなれません。笑

ということで、急に私の動画に演奏動画がいっぱいあがったと思いますが、なかなか生徒さんの前で弾くこともないですので、過去のものを公開してみました。

納得いってないものばかりなので、そのうちひょっこり非公開に戻すかもしれません。笑

納得いってないといえば、今、ショパンコンクールの一次予選真っただ中なのですが(Youtubeでライブ配信されています!)、そこで演奏者が、演奏後にインタビューを受けているのを拝見して、「もっとこうしたかったとかもありました。」とおっしゃっていました。

あれだけ良い演奏をされていても、やっぱりご自身ではもっとこうしたいとかあるんだなぁっと感じました。

ということで、プロでも素晴らしい演奏者でも、演奏後に、もっとこうしたかったとか思うんだから、私が「もっとこうしたかった」とか思って当たり前だなぁっと感じました。

ので、緊張した中で演奏し、たくさん課題は見つかったけど、それも含めて、緊張した自分の演奏もちゃんと大事にしたいなぁと思いました☆

話は反れてしまいましたが、大人の方は目的や目標もそれぞれ。

N様のお友達が通われているピアノ教室では、1冊の基礎練習の本をずっとされている方や、コード進行のお勉強をされてレッスンを受けている方、今のような曲を弾けるようになりたくて習っている方など、本当に様々。

でも、大人だからそれでいいんです。

その人に合わせたレッスンの形が一番だなぁっと思います。

音符がわからなければ一緒に覚えていきますし、手が動かなければ弾けるようになるまで一緒に弾きます!

私も新しいことをはじめるときは、何もわからないので、もう全部質問しちゃいます!

先生は「そんなこともわからないの?」なんて、全然思いません!

むしろ「聞いてくださりありがとうございます!熱心で嬉しいです!」となります!

次回のレッスンも楽しみです☆

ピアノでなくとも、新しい一歩を踏み出そうとされているすべての方を応援しています。