発表会のお便り配布
こんにちは!
少し前に書いていたブログが途中になってしまっていましたので書き切りたいと思います💦
弾き合い会を10月に行いましたが、生徒さんたちから、「先生!すごく弾き合い会楽しかったです!」っと、嬉しいお言葉をいただいたのですが、すでに1ヶ月前のお話になりました。
イベントは、全員が楽しめるようにと考えているのですが、楽しもうという気持ちで参加してくれるとすごく嬉しいです!
弾き合い会が終わった後は、「先生!次これ弾きたいです!」っと自分の弾きたい曲を教えてくれる生徒さんもいました!
高学年にもなると、自分で楽譜を探したりして見せてくれるので、頼もしいですし、本当にピアノを弾くことが楽しいのが伝わってきてとっても嬉しいです。
また、生徒さんの中には、
これ、私弾けますか?きれいな曲なんですけど、ちょっと難しそうで・・・弾けそうじゃなかったら、こっちの曲ならどうですか??
こんな風に相談してくれます。
難しい時は、難しいと言いますし、ちょっと頑張れば弾けそうなら背中を押します。
その子の性格、年齢、普段の練習曲への取り組み方、練習時間などなどを一年間総合的に見て、アドバイスするので、レッスンに通ってくれている期間が長いと、それだけ性格が見えてくるので、私もより的確なアドバイスができるようになっている気がします。
お教室ではちょうど先週に皆様に発表会のご案内をお渡しいたしました。
発表会曲に取り組む期間の理想は3か月。
1ヶ月で譜読み、1ヶ月で内容を深める、1ヶ月で暗譜やテンポアップが、大まかな流れ。
(生徒さんの年齢や進め方や曲によっても変わります。一例です。)
自分で弾きたい曲を言ってくれる生徒さんもいれば、毎年、
なんでもいい!先生、いつも私に合った曲探してくれるから!
っと話してくれる生徒さんもいて、どちらにしても、発表会を楽しみにしてくれているので嬉しいなぁっと思っています。
早めに始めて難しい曲を弾きたい!というご家庭もあるかもしれませんが、飽きも出てきますし、デメリットもあると思っているので、発表会曲については3か月で完成できる曲をと思っています。
(ただ、大きな生徒さんや、受験などがある生徒さんもいますので、生徒さんによって違いはあります!)
コンクールでは、曲の発表は半年前だったりするものもありますが、2か月という短い期間でしか練習させないという先生もいらっしゃるようです。(逆に2か月間すごい練習するので、それが出来そうな子にお声をかけるそうです。)
なぜ、そのようにされているかというと、ピアノ曲は数えきれないほどたくさんあるのに、1曲に長い時間を費やすのはもったいない。という考えだからだそうです。
私もコロナ禍となったとき、発表会を2か月延期しました。
実質5か月間、同じ曲をずっと弾くことになってしまいましたので、やはり「飽きた」といってくる子もいました。
その時は、延期するという手段しかなく、3か月練習したのを発表する場が無くなってしまうことの方が悲しく、コロナ禍となって初めての事態でもあり、発表会を2か月延長という形にしましたが、きっと皆さん色んな想いがあったこと思います。
期間に延びたことで、完成度が高まった子もいますが、期間を延ばすことについては色々と考えさせられました。
音楽には終わりがないので、私も期間が延びたとしてもその分ずっと指導することはきます。
でも、本人の気持ちがついていかないんです。
かといって、発表会まで残り1ヶ月あったとしたら、「良し!おっけー!」にはできないのが発表会。
だからこそ、本人の忍耐と、音楽力と、集中力がつく時期でもありますし、日々の練習とレッスンの積み重ねがあるからこそ、長い曲、難しい曲にも挑戦できるようになっていくのかなと感じます。
発表会は好きな曲が弾けるチャンスでもあります!
だからみんな、色んな曲を決めてきてくれます。
それが何よりも嬉しいです。
でも、あまりに難しい曲は、もう少し先で挑戦しようと言い切っています。
冷たいかな?みんなのがっかりの顔が私もすごく辛いのです。
でもね、みんな、難しすぎる曲に挑戦して、私は難しい曲に挑戦したのだから、最後まで弾けただけですごいって思っていても、子供の気持ちはそうではないのです。
舞台ではやっぱりみんな「間違えずに弾きたい」と思うのです。
間違えない演奏が良いわけではないですが、でも、やっぱり本人なりに満足できる演奏に持っていってあげたいとも思います。
選曲はなかなか難しいですが、それで成長してくれる子もいっぱいいてくれたり、弾きたい曲が弾けるようになるために、一年間、基礎練習のテキストを増やして練習を頑張ってきた子もいます!
そんな地道な積み重ねでピアノは上手になっていきますよね。
みんながそれぞれ素敵な演奏ができるように今年も私も精一杯発表会に向けて頑張りたいと思います!