必読!!楽譜の製本方法

先日、お教室の保護者様から「楽譜はどんなものに貼ればいいですか?」とご質問をいただきました!

楽譜つくりをご質問してくださり嬉しい限りです!

私も楽譜の作り方は、先生からちゃんと教わったことはないと思います。

周りの子をみたり、聞いたりして、今の形になっていますので、他のやり方や方法もあるかともいますが、私が作る楽譜を今回はブログに書いてみようと思います。

紙の楽譜ってありますよね。

今ではネットで楽譜が買えるので、それを印刷したら、本ではなく紙の状態ですよね。

あとは自分の楽譜をコピーして舞台に持っていくこともありますよね。

自分のお家で好きに弾いている分はどんな形でもいいと思いますが、舞台で弾くというときには、やはりキレイに作成しているほうが、見栄えがいいですよね!

私の場合は、厚紙に楽譜を貼るようにしています。

長い曲だと楽譜を繋げるときだけの時もありますが、舞台ではできるだけきれいな楽譜(めくりすぎて紙がぐちゃっとなっていないように)がいいなと思っているので、舞台用と練習用で2部作ることもあります。

また、厚紙の色についてですが、舞台に置くときには、黒や白だとあまり目立たなくて良いと聞いたことがあります。

ですが、個人的にはキレイに貼っていれば色はいいのかなぁっと思います!

可愛くしていたりすると楽譜を大事にしてきたり、その曲を大切に思ってくれているのも伝わってきますのでいいなぁっと思っています☆

私は一応、厚紙を貼り合わせるテープも台紙に合わせるようにしています。

(今回は、白いテープが無くなってて、黒の製本テープにしました。製本テープはしっかりしていて粘着もあるのでいいです。100均に売ってます。)

今回作ったのは5ページの楽譜だったのですが、厚紙は2枚使って、楽譜を貼って折りたためるようにしました。

楽譜を広げている状態

広げる楽譜を貼るときは、譜面台に置くことを考えて、厚紙の下を合わせて貼ります。

楽譜を折りたたんだ状態(楽譜の下を厚紙の下とあわせて貼っています)

楽譜が3枚だと、厚紙を3枚使って貼り合わせることもあります。(この辺は、その時の楽譜によって変えてます!特に決まりはないです!)

また、楽譜同士を繋げる場合は、1mm程度楽譜と楽譜をあけて、3か所くらいメンディングテープで貼るのが良いそうです!!

私はメンディングテープというのは数年前まで知らなくて、いつもセロハンテープでしたが、セロハンテープは劣化するそうです。(たしかに黄ばむよね。。。)

台紙についてはそんな感じです。

私のやり方が正しいかはわからないですが、ずっとピアノ弾いてきて、こんな形におさまっています。

また、他にも良いやり方があれば随時更新していきますね!

あと、台紙のことではないですが、こういった楽譜つくりは、早めにするのがおススメです!

楽譜の置く場所って意外と大事なんです。

たとえば、今までは目の前に楽譜を置いて、そのページが終わったら、曲を一度止めて、紙を別の場所に置いて、また次のページを弾く…という練習をしていた場合。

でも、本番は楽譜を並べて弾く。ということになったとき、今までは目の前にあった楽譜を、すごく左に置くことになったり、右に置くことになったりするだけで、目の行き場が変わるので、いつもスムーズに弾けていたのに曲につっかかったりします。ピアノって意外とそんなところで止まってしまうくらい繊細なものなんです。

あとは、やっぱり早めに台紙に貼ると、楽譜もきれいな状態を保てるので、良いことしかないかと思います!
(そんなこと言いながら、結構私はギリギリタイプでいつも後悔しています。笑)

生徒さんの中には、市販で売っている楽譜のファイルを使用されている方もいて、これは入れ替えもできるし、見た目もきれいだし、私も欲しいなぁっと思っています!

また、すぐに楽譜に書き込めるように、楽譜の部分は空いているんです!

これはすごい!楽譜のことを考えてくれていますよね☆

という感じで、私のお教室では「こうでなければならない!」ということはないですが、でも、舞台で弾くときは厚紙に貼った方がキレイ!見やすい!ということで、厚紙に貼ることはお願いしています。

お教室の皆様は、上記でご不明な点がありましたら、いつでも聞いてくださいね☆