ピアノの辞めるタイミングとは

習い事。

どんどんと塾も低年齢から入るようになり、習い事の選別も低年齢化しているような気がしますよね。

そこで、ピアノだけでなく習い事にたいして「いつまで続けようかな?」とか「忙しくなってきたから辞めようかな?」と思うときがあると思います。

ピアノだけに限らずだとは思いますが、大きくなれば大きくなるほど楽しめるので、できるだけ長く続けてほしいなぁっと思ったりします。

体が大きくなれば、今まで手が届かなくて苦労していたところも楽に弾けるようになったり。

音符も読めるようになったので、今までより色んな曲が自分で弾けるようになったり。

スマホやパソコンなど使えるようになってくると、自分で好きな曲を見つけたり楽譜を探したりもできるようになったりもしますよね。

大きくなると本当に色々と楽しみ方があると思います。

もちろん、「音符がわかればいい。」とか、「小学生の間だけ。」と決めているご家庭もあるかと思います。

それはそれで良くて、ご家庭の考えを尊重したいと思っています。

でも、ピアノをやっている人からすると、せっかく色々と覚えてこれから色々弾けるのにやめちゃうの!?ともったいないなぁっと思ってしまいます。

ピアノの辞め時っていつ?って考えずに、せっかくはじめたピアノなので、一生楽しむつもりで、ずっと続けていくにはどうしたらいいかな?と考える方向を変えてみてみると見えてくる世界が変わります!

生徒さんから、

『ここって、何歳まで通ってていいんですか?』

って聞かれたことがあります。

『大人になっても、おじいちゃんおばあちゃんになっても、先生が生きてる限りはいつまでも大丈夫よ!』

っと言いました。笑

もう、私が教えることは何もない。となってくれたら卒業ですよね。

私もそうならないように日々学び続けていますが、そんなことがあれば本望です。

大人になれば、月1回でも、半年に1回でも、自分で曲を探して、ある程度完成させて、それで『ここはどうすればいいですか?』みたいに疑問に思っているところをレッスンするという形に変わっていってもいいだろうし♪

もっとみんなが大きくなってきたら、大人の弾き合い会とかも定期的に企画したいと思っていて、レッスンを受けるというより、舞台に向けて曲を仕上げるという形でピアノを続けるのも一つかなぁっと思っています。

もちろん、習い事なのでお金がかかることではありますので、先生側からは無理強いはできません。

私のお教室では、塾や明確な理由がある場合の小学5年生以上の生徒さんたちは、毎週レッスンではなく月2回や月1回などで通い続けることも可能としています。

せっかく始めたピアノを、どうにか続けていただけたらと思っています。

そして、やってみて大変だったら少しお休みするという方法もあると思いますので、辞める選択の前に、まずは両立できるようにチャレンジしてほしいなぁっと思っています!

練習量は年齢があがると勉強が忙しくなるのは事実なので確実に減ります。

それは、しばらくの間は仕方がないことだと思って、見守ってほしいなぁと思います。

私も中学校の時はガクッと練習量減りました。

弾けない日もありました。

でも、ピアノが好きな気持ちは膨らむ一方でした。

先生が、ベートーベンやショパンなど弾かせてくれたのも大きい理由だったかもしれません。

でも、それは小さい時にやめてしまっていたらきっと弾かずに終わっていた曲たちだと思います。

やっててよかったか、やらない方が良かったかは、人生が終わるまでわからないと思います。

それは、最近よく思います。

だから、今はそんなこと考えずに、ただただ楽しんでほしいなぁと思っています。

ピアノがない人生もあるだろうけど、ピアノがある人生だって素敵だと思います☆

長々お読みくださりありがとうございました!