「やる気がない日」こそ、ピアノ上達のチャンス
今日は、ピアノ練習を習慣化するためにはどうしたらいいかについて書いてみたいと思います。
最近YouTubeで聴いたお話がとても心に残り、「ピアノの練習についても同じことが言えるのでは?」と思ったので、皆さんにもぜひご紹介したいと思います。
よくある子どもたちの考え方って、こんな感じです👇
「今日はやる気があるから1時間弾く!」
「今日はやる気がないから、弾かない!」
…これ、実はすごく自然なこと。でも、やる気がない日が続くと、練習しない日も続いてしまいますよね。
親としては、こんな気持ちになるのも当然です👇
「宿題なんだから、やる気は関係ないでしょ!」
「昨日弾いてないなら、今日はその分も弾いてね!」
でも、ちょっとお待ちくださいっ!!
実は、
ピアノを「習慣」にするには、やる気がない日こそ、どう練習するかがとっても大事なんです。
やる気がないときでもできる「自分だけのボーダーライン」を決めてみる。
たとえば…
- 全曲1回だけ弾いてみる
- 好きな曲だけ弾く(レッスン曲じゃなくてもOK)
- 教本1冊だけ集中してやる
- タイマーを5分だけセットして、その間だけ弾く
こうした「これならできるかも!」と思えるラインを作っておくことで、どんな日も“ピアノを触る”ことができます。
~保護者の方の見守る勇気が大切~
「それだけでいいの?」と心配になる日もあるかもしれません。
でも、ここで大切なのは「続けること」。
やらない日を作らないことが、上達への一番の近道なんです。
毎日の練習でエネルギーを使いすぎなくても大丈夫。
週に一度のレッスンが、モチベーションをチャージしてくれます。
「先生に褒められた!」
「次はこの曲もっと上手に弾きたい!」
そんな気持ちが自然に湧いてくるとき、子どもたちはびっくりするほど集中して練習します✨
わが家の話を少しだけ…
実は、うちの子たちもこの方法で毎日練習が習慣になりました。
うちは、“練習しない日を作らない”ことを目標にしていたので、やる気がない日は「好きな曲だけ」「5分だけ」など、本当にゆるく。
すると気づけば、ピアノを弾くことが日課になっていて、今では弾かない日がありません🎶
◆大切なのは「頑張れない日」の工夫◆
「頑張れないときに、何ならできるか?」
この問いに答えを持っておくことが、ピアノを続けるコツかもしれません。
「もう習い始めてだいぶ経っちゃったし、こどもも大きくなってきたし、習慣化なんて今更無理では…」と思われた保護者さん!
諦めないでくださいね✨
私は、知り合いで、中学生、高校生からでも、毎日練習が習慣となり、コンクールにまで挑戦するようになった子も知っています♡
全然遅くないですよ!
完璧じゃなくて大丈夫。少しだけでもいいから「今日もピアノに触った」その一歩が、確かな積み重ねになります。
皆さんの毎日のピアノ時間が、無理なく楽しく続きますように。
最後までお読みくださりありがとうございました。