自分の気持ちを出す!

同じ出来事を見ても、人によって受け止め方はさまざま!

「なるほど!」と納得できる子もいれば、「え?どういうこと?」と首をかしげる子も🤭

ピアノのレッスンでもそれはよくあります。

「もっと歌うように弾いてね」と伝えると、ある子はメロディをのびのび弾き始めるし、別の子は「歌うってどういうこと?」と考え込んだり。。。

同じ言葉でも、心に届く形や解釈は本当にそれぞれ。

こちらの思いを押し通してしまえば楽ですが、それでは生徒さんの個性が置き去りになってしまうかもしれません。

かといって全部を自由にするとまとまりがなくなってしまう。。

だからこそ大事なのは、ひとりひとりの音や気持ちを聞きながら、どこを一番大切にするかを一緒に探していくことだと思います。

音の大きさ、リズムの揺れ、ペダルの響き…

小さな折り合いをつけながら、音楽は形をつくっていきます。

人間関係やグループの活動も、同じですよね。

「聞くこと」「伝えること」「折り合いをつけること」──

まぁ、人間の方がプライドやら経験やらが邪魔をしてなかなか人の意見聞けないなんてあり、より一層複雑ですが🤣

その積み重ねが、心地よいハーモニーを生み出すんだな、とレッスンの中で改めて感じています。