ピアノ発表会の曲選びで私が一番大切にしていること
発表会の季節になると、毎年のように悩むのが「選曲」です。
生徒の性格や生活リズム、今の練習ペースを考えながら、
「どんな曲なら、その子らしく輝けるだろう」
そんなことを考えながら一人ひとり選んでいます。
テクニックを伸ばすために少し背伸びした曲にするのか。
それとも、自信を持って最後まで弾き切れる曲にするのか。
「この曲を弾かせてあげたい」という気持ちもありますし、
「本人が弾きたい曲」を大切にしたい気持ちもあります。
でも、私が一番大切にしているのは、
「この曲を弾けてよかった」と思える経験をしてほしい。
ということです。
◆「難しい曲=良い曲」ではありません
実は、難しい曲を選べば良い発表会になるわけではありません。
例えば、
・毎日しっかり練習できる子
・学校や習い事で忙しい子
・歌うことが大好きな子
・コツコツ積み重ねることが得意な子
みんな違います。
だから私は、
その子の生活や性格も含めて選曲を考えています。
◆発表会は「成長を発表する場所」
発表会は、完成度だけを競う場所ではありません。
練習が思うように進まない日もあります。
途中で「もう嫌だ」と思うこともあります。
それでも逃げずに舞台へ向かって積み重ねた時間は、
きっとその子の財産になります。
◆毎日長時間練習しなくても大丈夫
「毎日1時間練習してください。」
私はそんなことは言いません。
1分でも、
3分でも、
毎日ピアノに向かうこと。
その積み重ねが、大きな力になります。
◆曲はその子を映す鏡
私はいつも、
「ピアノはその子を映す鏡」
だと思っています。
性格も、
頑張り方も、
今の気持ちも、
すべて音に表れます。
だから私は、
「上手に弾くこと」だけではなく、
その子らしく演奏すること
を一番大切にしています。
◆発表会が終わったあとに聞きたい言葉
私にとって一番うれしいのは、
「この曲が弾けてよかった!」
「またピアノ頑張りたい!」
そんな言葉を聞けることです。
発表会はゴールではなく、新しいスタート。
一人ひとりの成長に寄り添いながら、
今年も一緒に素敵な舞台を作っていきたいと思います。
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