合唱の伴奏やりたいな、でも・・・

音楽会の伴奏オーディションの時期になりました!
「よ~しっ!」っとやる気満々の子もいれば、挑戦しようか悩んでいる生徒さんもいます。
「同じクラスに上手な子がいっぱいいるし…」と。

そんなとき私はこう伝えます。

「弾きたいと思ったら、やってみよう!」

だって、好きな曲、素敵だなって思う曲は、止められませんよね。
オーディションに出なくたって、弾きたいなら弾けばいい。


誰かに認められるためじゃなく、自分の「弾きたい!」という気持ちを大切にしてほしいなと思うんです。

私も学生の頃、オーディションがあってもなくても、伴奏曲をよく弾いていました。
だって、楽しいから。ピアノが好きだから。

きっと、「選ばれたい!」という気持ちがあると、練習への熱の入り方も違います。
でも、それよりもっと大切なのは、「挑戦したい」と思うその気持ち。

そして結果に関係なく、自分の気持ちに素直に、前に踏み出そうとしている姿を見ていると、
レッスンしながら、つい私までうるうるしてしまいます。

そして、もしかしたら心の中では、「伴奏に選ばれるかも✨」っと夢と希望を膨らませているかもしれません。

伴奏曲を弾けるようになったことも、挑戦しようと思えたことも、それだけでもう、素敵な成長ですよね。

私の涙腺はゆるゆるです。

「やってみたい」という気持ちを大切にしたいなと思っています。