「練習できなかった」って?
ご訪問ありがとうございます。
千葉県市川市昭和学院近くでリトミック・ピアノ教室を開講している、やました音楽教室の山下紗弥加と申します。
ずっと続けてくださっている50人の生徒さんに日々感謝しながら、「1レッスン1笑顔」をモットーに、和気あいあいと心の絆を大切にしレッスンしています。
今週も一週間のレッスンが終わりました。
毎日たくさんの笑顔を運んでくれる生徒さんたちは、私にとって何よりの癒しです。
ピアノの練習があまりできていなくても「今週練習あまりできていなかった。」と話してくれる生徒さんたち。
練習なんて、毎日毎日同じペースでできることのほうが少ないと思います。
波があって当然です。
そんな波を乗り越えながらピアノの技術は身に付きます。
ピアノは一日練習してもうまくならないところが大変ですが、だから大人になっても楽しめるんですよね。
でもね、どんなことも正直に話してくれる生徒さんが大好きです♡
練習プリントをみると、その子の中の「練習できなかった。」の基準が結構わかるんです。
「練習できなかった。」と話してくれた生徒さん。
練習プリントをみると、ほとんど毎日ピアノを弾いてました。
でも、弾いていない日が何日かある。
そうすると、その子の中で「毎日」練習できなかったとが、悔しいと思っているということが伝わってきました。
また、別の子は毎日練習していても「練習できなかった」といったり。
その子のプリントをみると1日の時間が10分。
でも、毎日弾いているんです。
けれどもその子の中では「毎日10分しか弾けなかったから練習できていない。」となったようです。
毎日練習できない子は、毎日ピアノに触ることを目標にしている。
毎日練習している子は、練習時間をのばすことを目標にしている。
毎日ある程度の時間練習している子は、練習内容を濃くすることを目標にしている。
毎日練習して濃い内容を練習できている子は、もっと時短でうまくなることを目標としている。
(短時間で集中して終わらすように。)
などなど、どこまでいってもなかなか満足のいく練習内容って難しいですよね。
大人になったわたしですが、時短で内容濃く、そしてもう少し練習時間を延ばせるように…を目標にしています。
いつになったら自分の満足がいく練習ができるのか…^^;
でも、今、生きてきた中で一番ピアノの練習が楽しいです。
大人になって、40歳が見えてきたところにきて、やっとのやっとです。
学生の頃は、「上手になりたい!」という思いから音大を目指しましたが、上手になりたい=ピアノの練習が好き と、私の場合はなりませんでした。
受験もあったし、学校に入れば試験もあるし、課題曲いっぱいだし、周りの練習室からはすごいピアノばっかり聞こえてくるし…で、練習しないといけない環境にあったので、弾いていました。
でも、今は純粋に、弾けない自分も好きだし、弾けるように頑張っている過程も好きだし、知らない曲に出会って素敵な曲を知ることも楽しいし、とにかく今はすごくすごく楽しいです。
自分が楽しく感じていることをどうやったら生徒さんにも感じてもらえるかを最近はすごく考えています。
そのためにももっと私も引き出しを作らなくてはいけないなと感じています。
人それぞれ、音楽の楽しみ方は違うけれど、どれもすべて応援したいです✨
みんなも、練習が楽しいと思うのは、あと10年後…もしくは20年後だったりするかもですね♡
練習の楽しさに気づいたときは、見える世界が変わりますよ✨