夏の弾き合い会を終えて|子どもがピアノを弾く姿を見られる時間

やっと9月。
学校が始まり、静かな一人時間となりました。
こどもたちと一緒に過ごせる夏休み。
ですが、それぞれ自分のやりたいことがあったり、親とは一緒に過ごしたくない年頃にもなり、一緒にお出かけするということはほとんどなかったですが、お昼ご飯を作ったり、「これ買ってきてほしい」などの要望はあり(笑)、なんだかそれなりに忙しくしていた夏休みでした。

さて、先日、やました音楽教室で「夏の弾き合い会」を開催しました!

今回の弾き合い会は、発表会のように完成された演奏を目指すものではなく、

「夏休みに、何かひとつ目標を持って頑張ってみよう」

という気持ちで企画しています。

途中までしか弾けなくてもいい。
片手だけでもいい。
ちょっと間違えてもいい。

まずは「出てみよう」と思ったことが100点満点。

そんな、ゆるっとした会。

ところが当日、みんなの演奏を聴いてみると、ゆるっとしていたのは私だけで(笑)、みんなとっても頑張っていました。

短い期間での取り組みでしたが、

「こんなに弾けるようになったんだ」
「この子、ここまで練習したんだな」

それぞれの夏休みの頑張りが、演奏から伝わってきました。

夏で猛暑。

企画したけど、こんな暑くて、しかも夏休みで遊びたかったり、だらっとしたかったりするのに、目標をもってやるって過酷!?って思ったりもしました。
でも、子どもたちの頑張りを、ご家族の皆様が演奏を聴いて見守ってくださる弾き合い会をみていて、「やってよかったな。」「参加してくれてよかったな。」と改めて思いました。

子どもたちって、大きくなっていきます。
まだまだ私も子育て途中ですが、成人まで、こどもたちは折り返しを過ぎています。

小さい頃は、家でピアノを練習している姿を親が見ることも多いと思います。

「もう終わり?」
「毎回同じところばっかり間違えてる」

「好きな曲しか弾いてないよね?」

ピアノをやったことある保護者の方はイライラしたり、呆れたりしてしまったり。

でも、だんだん大きくなると、親のいないところで練習するようになったり、練習そのものが少なくなったりして、家でピアノを弾いている姿を見る機会は減っていきます。

我が家もまさにそうです。

だから最近、ふと思うことがあります。

「子どもが家でピアノを弾いている姿を見られる時間って、思っているより短いのかもしれないな」と。

上手に弾けなくてもいい。
間違えてもいい。
同じところを何度も繰り返していてもいい。

ただただ、家の中に流れるピアノに耳を傾けて、その時間が幸せだなと感じてほしいなと思いましたし、私自身も、もっともっとその時間を大事にすればよかったなと思っています。

ピアノを練習している姿を見ることができること自体が、実はとても貴重な時間なのかもしれません。

今回の弾き合い会で、そんなことを改めて感じました。

ピアノのレッスンは、先生と生徒だけでは続いていきません。

練習する時間をつくってくださったり、送迎をしてくださったり、発表する機会に送り出してくださったり。

何より、子どもたちの生活の中に「ピアノ」という音楽を置き続けてくださっている保護者の皆さまがいるからこそ、こうした時間があります。

本当にありがとうございます。

今回は、演奏だけでなく、ハンドベルをみんなで演奏したり、ゲームをしたり、普段のレッスンでは顔を合わせないお友達と一緒に過ごす時間もありました。

一人でピアノを弾く時間も大切。

でも、誰かの演奏を聴いたり、誰かと一緒に音を出したり、みんなで笑ったりすることも、音楽を続けていく中で大切な経験だと思っています。

これからも、上手に弾くことだけを目標にするのではなく、

「ピアノがあってよかった」
「音楽って楽しいな」

と思えるような経験を、少しずつ積み重ねていけたらと思います。

子どもたちの「今」は、今しかありません。

その中にピアノがあり、音楽があることを、私も大切にしていきたいと思いました♡

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